兵団運用 初級戦術論

Last-modified: 2024-01-28 (日) 23:02:05

・前衛兵団(歩兵)が先に尽きたチームが負けることを理解すること
⇒このゲームの最も本質的なことです。
このゲームは拠点を奪うか、守るかのゲームです。
つまり相手を拠点から叩き出す為に、拠点付近では必ず接近戦勝負になります。
そして、接近戦勝負では遠距離兵団は前衛兵団に勝つことができません。
だから前衛兵団が絶対必要なのです。
騎兵は少し特殊で、槍兵等の対騎兵兵団がいなければ襲撃で轢いて敵を一掃する事が出来ますが、
襲撃(或いは類する火力スキル)のCTが長い事が多く、襲撃後に拠点を維持し続けるという継戦能力に欠けています。
また槍兵等の対騎兵兵団に見られていると襲撃を決める事も出来ず、歩兵同士が衝突して注意が逸れるのを待つばかりとなります。
拠点を奪うきっかけ、守るきっかけにはなりますが、それを決める為にもやはり歩兵の前衛兵団が必要となるのです。
 
 
・味方の前衛兵団、特に盾役に合わせて行動すること
⇒このゲームで最も基本的な戦術です。
味方の前衛兵団、特に最前列でダメージを受け止めるタイプの大盾(遼東重甲兵マルタ忠嗣衛兵等)や
小盾(マルタ歩行騎士武衛鉄人兵等)兵団らが敵の攻撃・スキルを受け止めた瞬間に、
槍兵団などの火力兵団が可能な限り即座に後続として入り火力を出すというのが歩兵戦の基本となります。
槍兵団でも後衛の遠距離兵団でも、必ず味方の盾兵に付いて行動しましょう。
あなたが盾兵団なら後続の味方がいるかどうか確認し、十分な味方がいるなら槍兵団を守る様に先んじて敵前衛と接触し、
あなたが槍兵団なら盾兵団の動きを注視して、あなたを信じた盾兵団が敵と衝突したらそれを見捨てず迅速に加入しましょう。
あなたが遠距離兵団なら、前衛が全滅するまでは見捨てずにダメージを稼ぎましょう。
 
 
・ダメージ分散の考えをよく理解すること
⇒「前衛1後衛2 VS 前衛3」
といった対決の場合、基本的には前衛3が勝ちます。
なぜなら前衛1のほうはダメージ分散ができずに、先に前衛崩壊するからです。
前衛が崩壊すれば後衛などイチコロです。
例えばトータル30万のダメージを総HP30万の前衛が受ける場合、前衛1だと全滅でも、前衛3の場合全員生き残れたりするわけです。
そしてそのまま補給までいければ、新品の前衛3が復活です。
上手く前衛のダメージ分散をできるかが全体の統率得に大きく影響します。
 
 
・前衛2、後衛2などをバランスが良いと勘違いしないこと
⇒ダメージ分散の考えと同じことですが、よくあるMMOのダンジョン攻略のように、
前衛がボスの攻撃を耐えて、後衛が攻撃する。
という理屈はコンカラでは通用しません。
なぜならコンカラは実質的にヒールがないからです(ソドシや遠征などの味方ヒールはありますが微々たるものです)
ヒールがないので、前衛が耐え続けるということができません。
いつかは必ず崩壊します。
なので、味方の前衛がやられる前に敵の前衛をやらなければいけません。
しかし、弓兵や銃兵など、多くの遠距離兵団は前衛兵団の近接攻撃に対して時間辺りの与ダメージでそれほど勝っていないか、
或いは劣っている事が多い上に、ダメージを受け止めて"前衛がやられる"までの時間を伸ばす事も出来ません。
 
 
・前衛兵を習熟するまで遠距離兵団を使わないこと
⇒上に記したダメージ分散の考えを理解できたなら、基本的には前衛兵団を持っていった方が良いというのがおのずと理解できるでしょう。
プレイヤー全員が3兵団のうち1兵団を遠距離兵団にしていた場合、全体では前衛(騎兵含む)2:遠距離1の比率になります。前衛過小です。
ただし、一部の遠距離兵団は特定の場面・特定の用法でとても効果的なので役立つ場面もよくあります。
(例:(神機五千銃兵の震天雷・バセルス油壷手バセルスナファ禁衛の炎上で敵前衛全体を機能不全にして味方前衛に勝たせる)
しかし、それでも味方に前衛兵がいるのは必須なので、良い軍魂がなかったり、まだ慣れていないけど勝ちにいきたい場合は前衛兵を出しましょう。
 
 
・壁上の戦闘で民兵、青徐、パレルモなど低コスト兵団を出さないこと
⇒敵味方が揃って戦う最初の本格的戦闘となる城壁上での戦闘は、騎兵に轢き殺されないという理由もあって大抵のプレイヤーが高級歩兵を持ってきます。
そうでなくとも、緒戦で勝利して敵の前衛をまとめて消せるか、それとも敗北して味方の前衛がまとめて消えるかはその後の試合展開に大きな影響を与えます。
そして、青~白の低級兵団は紫~金の高級兵団に基本的には歯が立たず、ダメージを出すことも受ける事も出来ず撃破され味方はその分不利となります。
緒戦の城壁戦ではコストを惜しまず、高級歩兵を持っていきましょう。

例外として、攻城櫓等を押していた民兵を押し終わった直後にそのまま突っ込ませるのは悪い手ではありません。
攻城櫓を押し終わった民兵を下げ、城壁戦用の歩兵を補給で出して攻城櫓まで歩かせている間は、そもそも低級兵団どころかゼロだからです。
そして大抵の場合、補給から出した歩兵が攻城櫓に着く前に戦闘が始まってしまいます。民兵でもゼロより良いという訳です。
その場合、民兵は率先して盾役になりましょう。あなたの民兵で味方の金兵団が受けるはずのダメージやスキルを受け止めれば、それだけ勝利が近づきます。
 
 
・レベル上げのために兵団を出さないこと
⇒以前はレベル上げのために兵団を使うことに意味がありましたが、
今は共通EXPという制度があるのでレベルMAXじゃない兵団を出す意味は特にありません。
レベルの低い兵団は活躍できず、試合全体で負けたり活躍できなかったりする事が増え、経験値を稼げず……の負のループです。
勝ちにいくならレベルMAXの兵団を出していきましょう。
レベルMAXの兵団がガッツリ稼いだ経験値で、効率的に兵団のレベルを上げる事が出来ます。
 
 
・足が遅い自分の兵団にじれて、武将単独で敵陣に突っ込まないこと
⇒初心者がよくするミスです。兵団の足は武将と比べて遅いので、早く前線に向かいたい気持ちが強くなります。
そして自分の兵団がまだ到着していないのに武将が敵に突っ込んで死ぬというのをよく見かけます。
しかも兵団の撤退が遅れてそのまま兵団も全滅するという最悪のパターンになることも多いです。
味方の前衛兵団がいるからといって、あなたの兵団を置きざりに武将で前に出すぎてはいけません。
あなたの武将へのダメージ分散をするために味方の前衛兵団が前に出てくれる可能性は低いです。
あなたの武将へのダメージ分散を確実にしてくれるのはあなたの前衛兵だけです。
あなたの前衛兵団のスキルを使い、その能力を発揮させられるのはあなたの武将だけです。
 
 
・拠点を空き巣するとき、兵団は安全地帯に退避させて武将単独でいくこと
⇒空き巣するとき、大抵味方もいない状況です。
なので、自分の兵団をもっていくと単独行動になり、駆けつけた敵に全滅させられる可能性が非常に高いです。
そうならないために、自分の兵団は安全地帯に退避させて武将単独で空き巣しにいきましょう。
そして無理しすぎず、敵武将がきたら早めに切り上げて死なないようにしましょう。
 
 
・HPが少なくなった馬に無意味に乗り続けないこと
⇒敵の攻撃を受けてHPが少なくなった馬に、特に意味もなく乗り続けて走り回って、ついには馬がやられて降ろされる。
という人をよく見かけます。これはそれなりの上級者でもよくある大きなミスです。
なぜなら、戦局を見極めた結果、補給所に兵団をとりにいかないといけないことがあります。
そのとき、馬がなければ走って補給所に戻らなければいけません。
補給所に戻るまでの時間が全然違うのです。
兵団を連れてくるのが遅れるとそれだけ前線にいる味方兵団が危機にさらされます。
また、馬は補給所に戻れば交換・回復出来て、やられなかった馬はまたHPを全回復して使えます。
しかし、やられてしまえばその馬はもう使えません。
 
 
・櫓破壊は極めて重要であるのを知ること
⇒櫓を破壊して時間を稼ぐことは、初心者にはわかりづらいかもしれませんが、その後大きな影響を及ぼします。
最後の本拠地戦になったとき、1waveで終わる場合もあれば3wave攻撃を耐えなければいけないこともあります。
その違いがでるのは序盤の櫓破壊をしていたか、ということが関係しているのです。
特に登州城などは櫓をきっちり破壊しなければかなり防衛不利なマップです。
ナポレオン砲などでちゃんと破壊していきましょう。
空いてる兵器が無ければ自分で置くか、敵武将から味方の兵器を守る為に梯子を蹴って回りましょう。
 
 
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